「初めてのオーディションなので、ウケがいい特技をしたい!」
「オーディションに何度も落ちているので、もっと印象に残る特技を披露したい」
など、芸能活動をするうえで、オーディションの悩みは尽きませんよね。
本記事では、オーディションに特技披露が求められる理由を解説し、審査員の興味を引くための特技選びのコツを紹介します。
どのような特技をすればいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
「そもそもオーディションの書類審査で落ちてしまう!」という人は履歴書の書き方を勉強しましょう。こちらで詳しく解説しています。
もくじ
オーディションで特技を求められるのはなぜ?
まずはオーディションで特技を求められる理由を理解して、審査員が何を見ているのか、どうすれば興味を持ってもらえるのかを考えてみましょう。
- 応募者の人柄を見たいから
- 勇気や度胸があるか知りたいから
- 特技を習得した背景を知りたいから
以上の3つを解説します。
応募者の人柄を見たいから
オーディションで特技披露が必要な理由は、応募者の人柄やキャラを見るためです。
芸能事務所のオーディションに参加する人は、容姿が優れている人が多いため、容姿だけで合格を判断するのが難しいのです。
容姿以外の人間性や魅力を知るために、特技披露を求められているのだと理解しましょう。
特技の選び方に個性が表れるため、練度はあまり求められません。いかに自分の人間性をアピールできるかを考えましょう。
勇気や度胸があるか知りたいから
芸能界に入るとさまざまな種類の仕事を受ける可能性があるため、積極的に挑戦する勇気や度胸が求められます。
人前で物怖じせずに自分の表現したいものを堂々と表現できるか、熱量を持って披露できるかを知るためにも、オーディションでの特技披露は重要視されます。
特技を習得した背景を知りたいから
オーディションでは、特技披露とともに「なぜその特技を身につけようと思ったのか」「習得のためにどのような努力をしたのか」と質問されることがあります。
その回答次第で、芸能人としての適性があるか・努力する資質があるかを判断されるでしょう。
芸能界に入ると、女優やモデルであっても演技・歌・ダンスなどのスキルが必要なケースがあります。もともとは持っていないスキルだとしても「努力して身につける」ことを求められるのです。
そのためしっかり努力できる人が長く芸能界で活躍できます。審査員は、その資質があるかどうかをオーディション段階で見極めるために特技披露を重要視しているのです。
オーディションに必要な自己PRを考えるのも、なかなか難しいものですよね。
自己PR作りに大切なポイントや、審査員が注目している点も解説していますので、ぜひ
こちらもあわせてご覧ください。
オーディションで使える特技の例
オーディションでウケがいい特技の例を紹介します。
特技 | 備考 |
外国語のスピーチ | 英語以外の言語の場合、特にインパクトが大きい |
芸能人・キャラクターなどのものまね | 誰でも知っている芸能人やアニメキャラクターなどのものまねがおすすめ |
楽器の演奏 | オーディション会場に持っていける楽器で、ある程度の上手さが必要 |
歌・ダンス | 披露する人が多いため、差別化する方法を考えられるとよい |
これらは短い時間で披露でき、審査員が評価しやすいためおすすめです。
どうしても披露できる特技がない場合は、以上を習得するために努力するのもよいでしょう。
オーディションでウケがいい特技選びのポイント
審査員にウケがいい特技を選びたいなら、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。
- 自分の好きなことや得意なこと
- 志望ジャンルにあっている
- 意外性があるもの
自分の好きなことや得意なこと
特技が思いつかない人は、自分の好きなこと・得意なことを披露しましょう。
子どもの頃から習っていたものはありませんか?そろばん・空手・バレエなど、特技として披露しやすいものが見つかるかもしれません。
さらに、オーディションではそれを習い始めたきっかけや努力してきたエピソードを話せるよう準備しておきましょう。
「物事に真剣に取り組める人」というアピールもできるので、よりよい結果を期待できますよ。
オーディションでよく聞かれる質問についてはこちらで詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
志望ジャンルにあっている
自分が将来なりたい仕事のジャンルにあった特技を選びましょう。
「女優・俳優を目指すなら、女優・俳優らしいもの」「モデルを目指すならモデルらしいもの」という考え方です。
例えば女優・俳優を志望している人は、演技・歌・ダンスなどの特技と相性がよいでしょう。
演技といっても、ただ演技するのではなく「ものまねしながら演技する」「10秒で泣く」「怒りながら笑う演技をする」など、ひとひねりした演出や圧倒的な特技を披露すると、審査員に大きなインパクトを与えられますよ。
意外性があるもの
人が驚くような、意外性のある特技を選ぶのもよいでしょう。「その人らしくない」というギャップを感じさせる方法です。
例えば、女優・モデルとして活躍中の桜井日奈子さんは、オーディションでバスケのドリブルを披露しました。
ごく一般的な特技に見えますが「おとなしそうなイメージがある」桜井さんが元気に豪快にドリブルしている姿を考えると、意外だと感じますよね。
以上のように、「その人らしさ」とのギャップが新鮮で評価されるケースもあります。
特技が見つからないときの対策
どうしても特技が見つからないときもあるでしょう。ここでは、披露したい特技が見つからないときの対策方法を紹介します。
- 好きなことを突き詰めてみる
- 自分の長所を考える
- 芸に挑戦する
好きなことを突き詰めてみる
得意なことがない人は、好きなことがないか考えてみてください。
- 漫画やアニメが好きなら
好きな作品・キャラクターについて誰よりも詳しくなる
⇨クイズを出されたら完璧に正解できる
- スポーツ観戦が好きなら
好きなチーム・選手について誰よりも詳しくなる
⇨クイズを出されたら完璧に正解できる
- アウトドアが好きなら
キャンプグッズについて誰よりも詳しくなる
⇨個人に応じておすすめのグッズを紹介できる
以上のように、好きをとことん突き詰めると、人に話せる自慢の特技が生まれるかもしれません。
自分の好きなことなので、楽しく特技を作れるのもメリットです。
自分の長所を考える
特技が見つからない場合は、自分の長所を見つめ直してみましょう。
自分では気づいていない長所もたくさんあるものなので、難しければ周りの人に聞いてみてください。
例えば、以下のように自分を分析できたら、
- いつも笑顔でいられる
- 裏表がない
- 人の長所を見つけるのが得意
特技として「人の長所を見つけること」と言えますよね。
芸に挑戦する
「やったことがないからできない」とあきらめてはいけません。
特技が見つからないなら、芸に挑戦してみましょう。
前述したように、芸能界では新しいスキルを身につけるために、常に努力を求められる世界です。
「恥ずかしいから」「苦手だから」というマイナスな気持ちを理由に特技の習得をあきらめるのはNGです。
- 歌
- ダンス
- ものまね
- 手品
など、チャレンジできそうな芸を考えてみてください。
オーディションの特技披露でやってはいけないこと
オーディションの特技披露のシーンで、絶対にするべきではないことを紹介します。
きちんと守らないと「即失格」の可能性もありますので、事前にチェックしておきましょう。
嘘や偽の特技を披露する
絶対に嘘をついたり、エピソードを盛って話したりしないでください。嘘をついて過大にアピールすると、実際に特技を見せた際に幻滅される可能性が高いです。
過去には、「出来もしない特技をアピールしたところ実演を求められ、どうしようもないので謝罪した」というケースもあります。
嘘をつくとかなり印象が悪くなるため、特技に自信がないとしても絶対に嘘をつくのはやめましょう。
オーディションの規定を破る
事務所ごとにオーディションの規定があるため、必ず規定を遵守して特技を披露しましょう。
オーディションの規定の例
- 特技披露の時間
- 持ち込める物のサイズ
規定の時間をオーバーして特技を披露する、物を持ち込んではいけないオーディションで物を持ち込んで披露しようとする、など、規定に反した行動をしないように気をつけましょう。
オーディションに参加した有名人の例
最後に、現在芸能界で活躍している有名人がオーディションに参加したときの事例を紹介します。
オーディションで特技披露に成功した有名人
オーディションでの特技披露に成功し、審査員に大きなインパクトを残した人の例を紹介します。
- 上野樹里:朝ドラオーディションにて、尻文字を披露した
- 北川景子:「美少女戦士セーラームーン」のオーディションにて、正座して芋版を掘った
- 足立梨花:審査員の「ボレー!スマッシュ!」などの声にあわせて、ノリノリでテニスの素振りをした
失敗かと思いきや……オーディションに合格した有名人
うまくいかなかったように見えて、見事オーディションに合格した有名人の例を紹介します。
- 長澤まさみ:特技はジャズダンスだったが、本番は「踊りません」と言いきった
- 平手友梨奈:歌を披露したが、緊張で歌詞が飛んでしまい、ほとんど「ラララ」で歌いきった
- 浜辺美波:審査員に「特技はないか?」と何度聞かれても「特技はない」と言い続けた
平手友梨奈さんのようになんとかやり切ろうとする姿や、長澤まさみさんや浜辺美波さんのように、正直に言い切る姿を評価されることも往々にしてあります。
オーディションにガチガチになりすぎる必要はありませんので、素直な自分を見せられるようにしましょう。
それでもオーディションが心配な人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
まとめ
オーディションに合格した有名人の例からもわかるように、「披露できる特技がないせいで合格できない」ということはまずありません。
オーディションに合格するためには「事務所や主催者側が求める人材かどうか」が重要です。
また、東京での芸能活動を目指す人は、オーディションを受けつづける間の収入源も大切です。
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