インフルエンサーは稼げないの?収入が入る仕組みと目安額を紹介

「インフルエンサーは稼げない」

「インフルエンサーは思ったほど収入がない」

そんな噂を聞いたことはありませんか?

実は、さまざまなメディアを見ていると「インフルエンサーは稼げる!」「インフルエンサーは稼げない」と両方の意見が見て取れます。

そこで本記事では、インフルエンサーは本当に稼げないのか?稼げないと言われるのはなぜなのか?という点について紹介します。

インフルエンサーとして稼ぐためのポイントも解説しますので、インフルエンサーを目指す人はぜひ参考にしてください。

「インフルエンサーは稼げない」とは言い切れない

インフルエンサーの中には、SNSを用いて年収1,000万円を超える人たちもいます。

そのため、「インフルエンサーは稼げないのではないか?」という噂は、本当とは言い切れません。

  • 原価ゼロで始められる利益率の高い収入源である
  • 報酬形態が多様化しており、組み合わせて報酬をもらえる

さらには以上のような理由からも、高額な収入を得られることもあります。

「インフルエンサーは稼げない」と言われる理由

「インフルエンサーが稼げない」と言われるのにも理由があります。それは、フォロワーが多いのに収入につながらない人がいるからです。

例えば、以下の例で考えてみます。

アカウントのテーマフォロワー数
Aペットの犬を紹介する10万人
Bお気に入りのコスメを紹介する1万人

この場合、ペットを紹介してもAのアカウントのフォロワーは「かわいいな」の感想で終わるかもしれません。

一方で、Bのコスメ紹介アカウントなら、フォロワーが同じコスメを買おうとする可能性があり、アフィリエイトでの収入が上がる可能性があります。(アフィリエイトの仕組みについては次の章で解説します。)

10万人のフォロワーがいるにもかかわらず、収入が少ない場合には「インフルエンサーは稼げない」と言われても納得ですよね。

しかしAのアカウントは、ペットの犬のオリジナルグッズや犬関連のアフィリエイト商品を販売すれば、大きな収入源を確保できる可能性もあります。

つまり、インフルエンサーとして稼ぐには、アカウントの方向性と収入が入る仕組みの構築が重要なのです。

インフルエンサーに収入が入る仕組み

インフルエンサーに収入が入る仕組みは大きく分けて4つです。

  • 広告収入
  • 企業のPR案件
  • アフィリエイト
  • グッズ・書籍販売

それぞれ詳しく解説します。

広告収入

広告収入は、インフルエンサーが投稿したコンテンツに企業が広告をつけることによって発生します。

例えばYouTubeの広告収入は1再生あたり0.1〜0.5円が相場なので、100万回再生されれば10〜50万円程度が収入になります。

広告単価はフォロワー数と比例すると言われており上記の相場よりも高額になる人もいたり、投稿内容によって変わったりするケースも。

1投稿で高額な報酬を得られる可能性があるため、広告収入はとても大きな収入源です。

企業のPR案件

企業のPR案件は、企業からインフルエンサーに向けて直接依頼されるケースが多く、その単価は広告収入よりも高額になる傾向があります。

報酬形態には4つの例があります。

  • ギフティング:PRする商品をもらう
  • 固定報酬:1投稿あたり◯◯円という契約をする
  • 成果報酬:商品が売れれば1件あたり◯◯円という契約をする
  • 期間契約:1ヶ月あたり◯◯円という契約をする

フォロワー数が少ないうちはギフティングのみの契約もありますが、フォロワー数が増えれば、ギフティングに加えて固定報酬・成果報酬がプラスされることもありますよ。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、消費やサービスを紹介し、読者にその商品を購入してもらうことにより報酬が発生する仕組みです。

成果報酬型広告ともいいます。

例えばあなたがInstagramで最新の文房具を紹介し、購入できるURLを紹介した場合。

フォロワーがそのURLから商品ページに移動し、商品を購入してくれれば、その金額の数%があなたへの報酬として支払われます。

SNSにおいて、楽天市場やAmazonをはじめ、企業のサイトへ誘導して商品購入を促すアカウントがあれば、多くはこのアフィリエイトで報酬を得ていると考えてよいでしょう。

グッズ・書籍販売

SNSでしっかりと「ファン」を獲得したインフルエンサーは、自分のグッズや書籍などを販売したり、アパレルをプロデュースしたりして販売した商品の利益を得ます。

この方法で収入を得るには、ただのフォロワーではなく、より好きになってくれる・インフルエンサーのためにお金を使ってくれる「ファン」を獲得している必要があるため難易度は高いです。

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【SNS別】フォロワー数ごとの推定収入

SNS別に、フォロワー数ごとの大まかな推定収入額を紹介します。

  • Instagram
  • YouTube
  • X

Instagram

Instagramは企業のPR案件やアフィリエイトでの報酬を得るのに向いています。

フォロワー数推定収入・特徴
1,000〜5,000人
  • フォロワー単価は約1〜3円
  • 企業から宣伝依頼が届き始める
1万人
  • フォロワー単価は約1〜3円
  • 平均年収が40万〜116万円くらいのインフルエンサーもいる
5万人
  • アフィリエイトで月額400万円を狙える
  • 企業のPR案件で1件5万円を狙える
10万人
  • 1投稿あたりの収入が10万円を超える
  • 平均年収が250万円を超える

※推定収入はあくまでも一般的な目安としてご参考ください

YouTube

YouTubeは、再生された回数に応じて広告収入が入るので、登録者数を獲得しつつも、再生させることが重要です。

登録者数推定収入・特徴
1,000〜5,000人
  • 登録者数1,000人を超えると広告をつけられるようになる
  • 数千円〜5万円ほどの収入が得られる
1万人
  • 推定月収は3万円〜10万円
3万人
  • 推定月収は10万円〜30万円
5万人
  • 推定月収は30万円〜50万円
10万人
  • 推定月収は50万円〜100万円

※推定収入はあくまでも一般的な目安としてご参考ください

X

X Premiumというシステムで、月額料金を支払えばXでも収入化を実現できます。

重要なのはフォロワー数ではなく、インプレッション数ではありますが、ここではフォロワー数ごとの収入目安を紹介します。

フォロワー数推定収入・特徴
1,000人月収10万円
5,000人月収50万円
1万人月収100万円
5万人月収500万円
10万人月収1000万円

※推定収入はあくまでも一般的な目安としてご参考ください

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インフルエンサーになって稼ぐためのポイント

では、各SNSでインフルエンサーとして活躍し、稼ぐためにはどうすればいいのでしょうか?

  • 頻繁に投稿する
  • ユーザーが「欲しい」と思う情報を発信する
  • 投稿のクオリティを求めすぎない
  • PR案件ばかりを投稿しない

以上の4つのポイントを紹介します。

頻繁に投稿する

フォロワーを増やしてインフルエンサーとして稼ぐためには、自分のコンテンツを多くの人にみてもらう必要があります。

そのため頻繁に、できれば毎日投稿しましょう。

副業としてインフルエンサーになることを目指す場合は、週に3〜5回ほどを目指し、定期的な投稿を心がけるとよいですよ。

自分に合った頻度で、無理なく投稿しましょう。

投稿時のコツは以下のとおりです。

  • 投稿時間はデータをもとに決めること

フォロワーやユーザーが閲覧する時間帯を把握し、よく見られる時間に投稿しましょう。

コンテンツへの反応が大きくなる可能性があります。

  • 投稿にさまざまなバリエーションを作ること

いつも全く同じような投稿だと、見ている側が飽きてしまうかもしれません。

フォロワーやユーザーが興味を持ってくれるようなコンテンツを作れるように、さまざまなバリエーションのある投稿を心がけてください。

ユーザーが「欲しい」と思う情報を発信する

ユーザーにとって「この投稿は有益な情報だ」と判断されれば、「また見たい」「覚えておきたい」と思ってもらえるので、フォローにつながります。

  • 専門的な情報
  • すぐに使える情報
  • 参考になる情報
  • 実用的なアドバイス

以上のように、ユーザーに需要がある情報を発信すれば、フォロワーの増加も期待できますよ。

投稿のクオリティを求めすぎない

クオリティばかりを求めて投稿頻度が落ちるのは悪い例です。

高いクオリティを維持するために、撮影・画像の編集・動画の編集などに時間をかけすぎて投稿の頻度が落ちてしまっては本末転倒。

そもそもユーザー・フォロワーとの関係性を構築することが大切なインフルエンサーにとって、投稿は唯一のつながりです。

「投稿のクオリティを求めて投稿頻度が落ちる→フォロワーに忘れられてしまう」

このような事態にならないように、自分で「ここまでのクオリティがあればOK」のラインを決めましょう。

コンテンツはあくまでフォロワーとのコミュニケーションの手段なので、追い求める方向性を間違えないでくださいね。

PR案件ばかりを投稿しない

企業のPR案件が来たら、普段の投稿にうまく混ぜて投稿しましょう。

PRの投稿ばかりが目立つと、見ている人に嫌がられたり興味をなくしたりする原因になってしまいます。

「普通の投稿を3回:PR案件1回」のように、普段発信しているようなコンテンツの間に混ぜて、偏らないように気をつけてください。

また、投稿内容もPRっぽさを前面に出すのではなく、普段の投稿のテイストに寄せるとよいでしょう。

例えば普段マンガを描いているインフルエンサーなら、あからさまな商品PRよりも、マンガのストーリーの中でPRする商品やサービスを入れ込んだほうがフォロワーには好印象です。

企業のPR案件が来たら、いかに普段の投稿にうまく混ぜられるかを考えてくださいね。

まとめ

今回は「インフルエンサーは稼げないのか?」という噂について紹介しました。

実際のところはフォロワー数のみで「稼げる」「稼げない」を判断することは難しいとわかりましたが、大まかにフォロワー数での推定収入を見てみると夢のある収入源ですね。

インフルエンサーを目指す人はフォロワー数の増加を目指すとともに、収入化するための方法を考えること。さらにはフォロワーを増やす方法をしっかり頭に入れて、日々の投稿の作成に取り組んでみてください!

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