駆け出しのグラビアアイドルは、生活もかなり大変です。
需要のある時期も短いし、一気に売れないとほぼ誰にも知られずに引退・・・ということもあり得ます。
ぼくの経営していた芸能事務所でも、グラビアから始めた女の子を多数抱えていました。
そんな経験から、グラビアアイドルの実情と未来について語ります。グラビアからのステップアップを狙っている女の子は必見ですよ。
グラビアアイドルとして活躍できる年齢
グラビアアイドルが活躍できる年齢の幅は確実に広がっていますが、実年齢が若い女の子の方が圧倒的有利。
これはしょうがないかな。中高生でも水着を着て雑誌のカバーを飾るほどに、下からもどんどん新顔が出てきていますしね。
活躍できるという意味では20代後半まででしょう。中には若々しさではなく色気を武器に30代でも活躍するグラビアアイドルもいますが、ごくごく選ばれた女性たちだけ。普通は無理です。
だからこそ、グラビアアイドルの年齢詐称が話題になったりするんですよね。
若いだけで魅力がアップするので、特にデビューが遅かった女性は、事務所などと一緒に年齢詐称に手を出してしまうんです。
グラビアアイドルにおすすめの事務所と事務所選びのポイントは下記の記事で解説しています。
おすすめグラビアアイドル事務所5つと選ぶときのポイント【まとめ】
上手に転身できれば、一気に芸能界で名を上げられるかもしれませんよ。
グラビアアイドルからの転身先
グラビアアイドルから、どのような道につながる可能性があるのか、いくつか例を挙げてみます。
どの道も実際にグラビアからの転身例は多数あり。「それは無理」と決めずに、将来を見据えた上で活動を推し進めていきましょう。
女優
明確な線引きはできませんが、グラビアアイドルとしても活躍し、その後女優一本で人気を得た芸能人は少なくありません。
・吉岡里帆
・倉科カナ
・井川遥
・釈由美子
綾瀬はるかちゃんに関しては、グラビア、女優、タレントなどいろんな道を模索した形。当時は迷走と言ってもいいほど。
デビュー時期にビューティーコロシアムに出てダイエット企画なんてこともしていましたね。その後は女優として開花し、今の地位を確立しました。
吉岡里帆ちゃんは、役者の仕事もしつつ、注目を集めるために水着になっていた感じですね。
上には挙げませんでしたが、ガッキーこと新垣結衣ちゃんも、グラビア活動中心の時期がありました。「この子は、演技もできるんだ」と、ギャップを見せられる点は有利かも。
釈由美子さんが良い例でしたが、“グラビアの子はバカ”みたいなイメージが、かえって女優業に弾みをつけることはよくあります。
グラビアから女優への転身を視野に入れているなら、今のうちから演技のレッスンも受けておきたいですね。女優への転身は早い方が有利ですよ。20代前半~半ばくらいにはドラマなどに出ておきたいところです。
タレント
グラビアアイドルからの転身先で最も選ばれがちなのがタレントです。グラビアとしての需要がなくなると、とりあえずバラエティ番組に出るというのは王道の道。
・真鍋かおり
・小池栄子
・小倉優子
・優香
・手島優
・安めぐみ
・熊田曜子
グラビアから女性タレントへの転身は王道なので、数はめちゃくちゃ多いです。
大事なのは、しゃべれるようになっておくことと、メンタルを強く持っておくこと。芸人さんと共演することが多いので、いじられたり会話を振られたら、即反応できるようにしておく必要があります。
ぶりっ子、不思議ちゃん、ドS・ドM、知的など、キャラを持っておくことも重要ですね。それがあれば水着が着れなくなっても、仕事がなくなることはないですよ。
こちらも20代前半あたりから、深夜でもいいのでバラエティ番組に出ておきたいところです。30代になっても上手に転身できていなければ、バラエティタレントとしては厳しいかもしれません。
セクシー女優
グラビアデビューしたものの、なかなか次のステップに上がれずに、結局AV業界に足を踏み入れる女の子もいます。いわゆるAV女優と呼ばれる職業ですね。
売れないグラビアアイドルを、AV業界は常に狙っているもの。ぼくの事務所にいた若い女の子にも、そういう話はちょくちょくきました。今や大活躍している人気のタレントやアイドル、女優にもヌード写真集やAV出演のオファーはひっきりなしにきているはず。芸能界はそういう世界でもあります。
一つの道として考えるのはOK。ただ、後悔だけはしないでもらいたいですね。
結婚
グラビアアイドルをしていたけれども、そこから女優やタレントに上手に移行できず、結局結婚して引退する女性もいますね。引退とまではいかないけど、露出がかなり減った女の子も山ほどいます。
・尾崎ナナ
・川村ひかる
・谷村奈南
・山本梓
・森下悠里
・ほしのあき
画像引用元:(左から)井岡一翔、谷村奈南 (C)ORICON NewS inc.
誰も知らないようなグラビアアイドルを挙げてもピンとこないと思うので、それなりにタレントとしても名前は売れたけど、結婚して引退、もしくは露出を減らした人たちを挙げてみました。
精神的にも経済的にも余裕を持って生活できるのが大きいですね。ちょこちょこバラエティ番組に呼ばれたり、ママタレとして再出発したり、あるいは自身のブランドを立ち上げたりと、幅も広がります。
売れていなくても、グラビアアイドルというだけで男性は寄ってくるでしょう。楽に生きていきたいなら、結婚は一つの選択肢にはなるかな。事務所側は残念に思うでしょうけどね(笑)
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【悪用厳禁】社長やお金持ちと出会って仕事を貰う方法&出会える場所グラビアアイドルを踏み台として始めた人も
そのために彼女が考えたのが、「なんでもいいから人目に触れること」だったそうです。
そこで選んだのが、グラビアアイドル。顔もスタイルもそれなりに良かったので、雑誌に取り上げられると、すぐにファンがつきましたね。
徐々に露出が増えていって、固定のファンも確保。
それをきっかけに、深夜のバラエティ番組に呼ばれるようになりました。
Mちゃんの場合は、デビュー前からバラエティ番組を見まくって研究していたとのこと。その成果か、芸人さんとの絡みも評判が良くて、ちょくちょく深夜枠やネット番組で使われることに。
その後もファンを離さないよう、かつ増やすためにグラビアのお仕事も継続。バラエティの能力があると認められて、今ではタレントとして活躍してますよ。
彼女が上手だったのが、人脈やコネの作り方。
まったく売れない時に、VIPが集まるパーティーなどにも積極的に参加してました。
そこで業界関係者とのつながりも作って、グラビアのお仕事をもらっていたんです。まさに戦略家。
グラビアアイドルを踏み台として、しっかりと芸能界で地位を確立しているわけですから、なかなかのものですね。
このようなタレントさんは、意外と多いです。
自信があるなら、グラビアアイドルを敢えて利用する成り上がり方もありですよ。
Mちゃんの戦略からもわかるように、コネを作るということがどんなに大事かわかりますよね。
詳しく解説している記事があるので参考にしてみて下さい。
芸能界で売れてる人はコネだらけ?コネや人脈の真実について暴露します
グラビアアイドルにはパパ活をしている人も多い
グラビアアイドルは、売れるまでは単価がとても低いです。雑誌そのものも売れなくなっていますからね。
さらに正統派のアイドルもグラビア界に進出してきているので、グラビアのみで満足のいく収入を得るのは難しいです。
流行り廃りも女優やモデル、タレントなどと比べると早いです。月収10万円に満たない女の子も、駆け出しのグラビアアイドルではぜんぜん珍しくありません。
知名度の低いグラビアアイドルの中には、パパ活をしている子もたくさんいます。一般の人よりもVIPと出会えるチャンスが多く、受け取れる額も大きい傾向がありますね。
肉体関係まで持ってしまうようなパパ活はリスクも大きくなりますが、一緒にお食事したり遊びに行ったりする程度であれば、お小遣い稼ぎにはちょうどいいのかもしれません。
芸能人がパパ活するメリット・デメリットなどはこちらの記事で詳しく解説してるのでご興味があったら読んでみて下さい☟
芸能人がパパ活するメリット&パトロンとの出会い方について
まとめ
グラビアアイドルとしてデビューしたとしても、それをずっと続けられる人はいません。賞味期限は20代まで。その後は必ず別の道を選ぶことになります。女優、タレント、結婚、AV業界など、その転身先はさまざま。
大事なのは、早めにいろんな可能性を探っておくことですね。そして、スキルを身につけておくこと。できればコネや人脈もね。
そうすればグラビアアイドルを一つのステップとして、芸能界での地位を確立しやすくなりますよ。
売れない時代は、お金にも苦労するでしょう。
パパ活をするのか、高級クラブで働くのか、下積み時代の過ごし方は意外と多く用意されています。
将来を見据えて、自分に合った道を選んでみましょう。
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