芸能人は賃貸物件の入居審査に一苦労!物件の審査に受かるには?

芸能人の賃貸物件は高セキュリティの必要がある


芸能人が賃貸物件に住む場合、大前提と考えておきたいのがセキュリティです。
正直にいうと、家賃が安いありふれたアパート・マンションはおすすめできません。
なぜなら、セキュリティに大いに不安が残るからです。

確かに普通の物件に住んでいる芸能人もいますけど、高いセキュリティは必要不可欠。
もし普通の物件に住んでしまうと、こんなトラブルに巻き込まれる可能性が考えられますよ。

  • 簡単に部屋番号までバレる
  • 行き過ぎたファンからストーカーされる
  • プライバシーを暴かれる

誰でも侵入できる構造の賃貸物件の場合、簡単に部屋の前まで着けられますから、部屋番号も割り出されてしまいます。

ストーキングされる危険もあるし、もし住所がネットで流出したら・・・より怖いことになりますね。最悪引っ越しを考えなくちゃいけません。

さらにプライベートのリスクも高まるので、プライバシーを暴かれるおそれもあります。SNSで嘘の情報を流されるかもしれないですよ。

こんな危険があるので、賃貸物件を選ぶならセキュリティを重視しなきゃいけないんです。リスクを抑えるなら、防犯カメラやオートロックが付いたマンションか一軒家に住む必要性が出てきますね。

芸能人が実際にあったストーカー被害に関してこちらの記事で詳しく紹介しています!
芸能人が実際にファンから受けたストーカー被害とストーカー対策

芸能人はトラブルに巻き込まれるリスクが高くうつ病になりやすいです。
こちらに関しても詳しく紹介していますので、読んでみて下さいね。
芸能人は「うつ病」になりやすい?彼らがうつ病になった原因や克服方法をご紹介

賃貸の入居審査のあれこれ


ちなみに、芸能人といっても賃貸を借りるなら入居審査を受ける必要があります。

以下では、入居審査に関する実情や審査が厳しい理由について説明していきますね。
これから賃貸を借りる予定の人は、しっかり確認しておいてください。

オーナーの独断と偏見で決まる

賃貸物件の審査は公正に行われていると思いますよね。
でも、実際はオーナーの独断・偏見で決まる側面があるんですよ。
ちなみに契約までの大まかな流れは次のとおり。

STEP.1
申込書の記入
STEP.2
審査に必要な書類の提出
STEP.3
不動産会社かオーナーが内容を確認
STEP.4
会社の在籍確認や保証人への連絡
STEP.5
オーナーが最終判断

流れそのものに変なところはありませんよね。
でも、「オーナーの最終判断」がクセモノなんですよ。

ここでオーナーは申込者の住所や氏名、勤務先や年収などさまざまな情報を確認します。そして契約の可否を決めるんですが、偏見で決められるパターンも多いんです。

特に芸能人は不安定な職業だし、いつ収入がなくなるか分かりません。
オーナーにとっては、家賃を滞納されるリスクがあるので、芸能人の信用は低いんですよ。

ざっくりいえばフリーターと芸能人は同じ。
厳しいですが、それが現実なんですね。

最近はクレジットカードの信用調査による審査が多い

ただ、現在は書類よりもクレジットカードの信用調査を使った審査がメインになっています。

昔と比べてかなり厳格化されているので、逆に入居審査で落ちやすくなったかもしれませんね。

特にクレジットカードの信用を重視しているのは、物件のオーナーが大手の法人だったりファンドだったりするケース。

筆者
業界人N
一般個人のオーナーだと書類の内容を考慮するんですが、こうした大手は書類よりも信用情報をチェックしています。
賃貸物件の審査に落とされるケース・借り入れが多い人
・過去数年に返済を遅延したりした人

さらに厳しい物件だと所得証明書が必要になったり、追加書類の提出を求められることも。
いずれにしても、クレジットカードの信用情報には注意しておきたいところです。

なお、芸能人とクレジットカードについては別記事で解説しています。
芸能人はクレカを持つのは意外と難しいので、一度チェックしてみてください。
芸能人のクレジットカード審査通過率が低い理由!作れるカードは”あのカード”

賃貸の入居審査はなぜ厳しいのか?


入居審査は非常に厳しいのが実情ですが、その理由として以下が挙げられます。

  • そもそもオーナーの独断や偏見に左右される
  • オーナーが独自に基準を設けていることも多い
  • 明確なルールや審査の根拠となる法律が存在しない
  • 支払い能力を重視するオーナーも少なくない

他にも色々とありますが、上で書いたとおりオーナーの独断と偏見の影響が大きいですね。

あと、オーナーが自分オリジナルの審査基準を設けているパターンもあります。
例えば借主が有名すぎるとNGとか・・・もやっかいですね。

そもそも賃貸物件の審査については業界のルールがありませんし、それを裏付ける法律も存在しないんですよ。
だから不動産会社や物件オーナー次第ですが、特に支払い能力を重視するオーナーは多め。

収入不安定な芸能人が賃貸を借りられない大きな理由です。
逆にいえば、賃貸物件の審査基準はあくまでオーナー次第ってことですよね。

優しい(または大雑把)なオーナーなら、芸能人にも部屋を貸してくれる可能性があります。

賃貸物件を借りる時は、いちど仲介業者の担当に相談してみるのもいいですよ。
審査がゆるい物件を紹介してくれる場合もありますから。

芸能人で住宅ローンが組めた例

ここからは、実際に住宅ローンを組んだ芸能人の例を紹介します。

もし住宅ローンを組もうと考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
審査に通りやすい芸能人のジャンルも紹介しますよ。

千鳥 ノブ

画像引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d7bff97d5cdafb206e4f281e25a9a41521eb1ac4

まず千鳥のノブさんですが、大阪で新築マンションを購入したそうです。
当時のお値段は約4,000万円。

そのうち3,500万円を住宅ローンで申請したものの、最初は全部の銀行が貸してくれなかったそうです。
ちなみに20社ほど申し込んだらしいですよ。

でも、当時レギュラーで出演していた「ピカルの定理」の話を出すと、すんなりローン審査に通ったのだとか。

かなり珍しいケースに見えますが、レギュラーを持っていたからローンに通ったともいえますね。

ラサール石井

画像引用元:https://grapee.jp/751098

原案・演出を手掛けるミュージカル「ヘッズ・アップロ」の製作発表に出席したお笑い芸人のラサール石井さんも住宅ローンを組んだ芸能人の一人です。
2013年に6,000万円のマンションを買ったそうですよ。

実は住宅ローンを申し込んだ銀行の頭取にコネがあったものの、審査には落ちてしまった模様。

最終的に2社ほど審査に落ちたようですが、いくら超有名人でコネがあったとしても、住宅ローンの審査に通るとは限らないんですね。

芸能人に関しては、いかに住宅ローンを借りるのが難しいか分かります。

AMEMIYA

画像引用元:https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/175?ima=0000#/news/0

そしてAMEMIYAさん。

他の2名とは違い、なんと一発でローン審査に通っちゃったそうですよ。
購入したのは3,750万円の中古マンションでした。

余裕でローンに通った理由は、奥さんが正社員として働いていたから。あとは返済期間が15年と短かったことも挙げられます。

住宅ローンの審査は、基本的に返済期間が短いほど通りやすくなります。
それに返済が滞っても、奥さんが正社員なら問題ありませんから。

芸能人が住宅ローンを組むなら、配偶者の収入と返済期間も考えたほうが良さそうですね。

住宅ローンが通りやすい芸能人は?

芸能人は住宅ローン審査に通りにくい職業ですけど、実は通りやすさがあるんですよ。大まかに順位付けすると、こんな風になります。

  1. 俳優
  2. ミュージシャン
  3. 芸人
  4. タレント

一番通りやすいのは俳優です。
継続して仕事がある場合に限りますが、比較的ローンに通りやすいといわれてますね。

次いでミュージシャンですが、ミュージシャンは印税がある場合に限られます。
逆に印税が全然入っていない状況だと、住宅ローンの審査は落ちる可能性が高いです。

そして芸人・タレントと続きますが、いずれもローンが通ることは難しいですね。
芸人・タレントが一軒家やマンションを購入するには困難を極めるかもしれません。

あるいは貯金して現金で買うか、親などからお金を借りるかですね。
常時舞台に出ているとか、継続収入があるなら別ですけど、ローンを組めるのは芸能人全体で2割くらいです。

まとめ

芸能人は不安定な職業なため何かと不便を強いられますが、賃貸物件の契約についても不利な立場にあります。

高セキュリティの物件は必須なものの、オーナーの独断と偏見で決まる側面があるので、審査に落ちることも珍しくないです。

場合によっては副業や安定した収入源の確保も考えたほうがいいですね。

ちなみに住宅ローンについても同じで、実際に借りられる人は2割弱です。
いずれにしても、物件の賃貸・購入時の審査は落ちやすいと考えておきましょう。

また入居・退去においては、不要な家具や家電を捨てることもあるでしょう。
芸能人の場合、そういったものから何かしらの情報を得られてしまうケースも考えられるため注意が必要です。
市区町村や安全な不用品回収業者を選んで、少しでもリスクを減らせるように気を付けましょう。