コロナの影響で芸能関係者の仕事が減ってしまい、仕事がなく困っている人がふえていますが、それを機に芸能事務所を退所する俳優やモデルのニュースも増えてきました。
この記事では、コロナ禍における芸能人の進退についての実態と事務所を退所した後の選択肢を紹介するので、芸能界を生きる今後のヒントにしてもらえればと思います!
もくじ
コロナをきっかけに芸能人の事務所進退が増えている
今の女優やモデルはYouTubeなどの「個人」で活躍の場を広げているため、芸能人は事務所にこだわる必要がなくなっています。
それに加えてコロナで仕事が激減している理由もあるのか、芸能事務所を退所していく人が目立ちます。
事務所から仕事がもらえていたから我慢できていたものの、コロナ禍で仕事が取れなくなった事務所に対して不満が爆発してやめていく人も多いようです。
今までだけでなく、おそらくコロナが収束したとしても芸能事務所のあり方は変化してくると予想しています。
コロナ禍で事務所を退所した芸能人やモデル
すべてがコロナによる仕事の減少が理由ではないとは思いますが、2020年は芸能人の退所ラッシュとなっています。
契約の更新を機に事務所をやめたり、完全に対立関係になってしまったりなど理由は様々ですが、↓はコロナ禍で事務所を退所した芸能人の一部です。
江頭2:50
城田優
剛力彩芽
米倉涼子
有森也実
手越祐也
柴咲コウ
ローラ
神田うの
南沢奈央
※2020年10月22日時点。
などなど。
特に実力をすでにつけている、フリーで活動しても問題ないような大物芸能人が事務所をやめています。
名前の知れている女優さんでも事務所の力でお仕事をもらっている場合もあるので、独立してフリーになった途端にうまくいかなくなる人も多いです。
芸能事務所では契約書がないために起こるトラブルも
芸能人は個人事業主となっているので、事務所からの休業補償の手当てがありません。
また、芸能事務所では契約書が完備されていないことも珍しくなく、今のようなコロナ禍で支援が受けにくいのが現状です。
そのため仕事の現象によって所属事務所と揉めるケースが増えており、それが退所に繋がっている理由の一つだと考えています。
今の芸能事務所を退所した後の選択肢
何にしても今所属している事務所を止めるのはリスクになりますが、新しい道が開けるチャンスでもあります。
ここからは、今の所属している芸能事務所を退所した後の選択肢として3つの道を選んでみました。自分の今の芸能界でのポジションや今後の目標とくらべながら考えてみましょう。
事務所を変えて活動を続ける
今は芸能関係のお仕事で食べていけてる人でも、実際は事務所の力があってこそ仕事が入ってくるのが現実。
- これからも芸能活動をしながら生活していきたい
- もっと有名な女優・モデルになりたい
- テレビや映画・ドラマの仕事がメインで欲しい
このような人であれば、今の事務所を移籍するのが一番堅実かつ近道な選択肢になります。
フリーとして活動する
芸能事務所を退所してから独立して、個人事務所を設立するパターンもあります。
先ほど話したようによっぽど有名で実績のある人でなければ、独立後も仕事をもらい続けるのは厳しいです。
しかし、フリーで活動している人も実際には存在します。そのような人は大体、芸能関係者が訪れる交流の場でコネを作ったり、新しい仕事の依頼を受けたりしています。
「人脈がゼロの人」にぼくが何度もおすすめしているのは、六本木や銀座にあるクラブチックなど、都内の限られた高級クラブで働いてみることです。
芸能関係者や女優の飲み会やパーティーに招待されることがある
自分と同じようにモデルや女優業でがんばっている仲間が作れる
芸能界の仕事がない間も安定して稼げる
お客さんが芸能活動に対しての理解がある
これらようなの芸能界のステップアップのためのメリットがたくさんあるので、女優やモデルの卵のバイト先として長い間人気があります。
芸能界でフリーで活動するということは自分がタレントの看板になる必要があります。つまり人脈や人の口コミによって仕事が回ってくるということです。
モデル・女優の卵がラウンジより高級クラブでバイトするべき理由5つ 高級クラブのオンライン面接(Web面接)で採用されるコツと注意点別の職に就く
芸能界を諦めて別の事業や仕事を始める人もいます。そのような人は芸能界を止めてから職を探すのではなく、芸能活動並行して他の事業を始めている場合が多いです。
もともとの芸能界の知名度を利用して新しいビジネスを始める人もいれば、全く関係ない業界で1から始める人もいます。
最近の芸能界で独立は珍しくないものに
以前まで芸能人が事務所を離れて独立するのはタブーとされていましたが、SNSなどによって個人の影響力が大きくなった最近では珍しくなくなってきました。
一昔前では、所属していた事務所を辞めること=芸能界を辞めると考えている人も多かったです。
より自由な働き方が可能になった今では、個人事務所を設立したり、今より優れた事務所へ移籍するのが当たり前になっています。
まとめ
コロナ禍で芸能事務所を退所するニュースがたくさん聞こえていますが、芸能界自体はまだまだ女優やモデルが活躍できる夢のある舞台です。
芸能界では人づてに「いい条件のお仕事」「新しいお仕事」の話が回ってきます。フリーになったとしても上手にコネクションや人脈を使うことで、仕事を受けられます。
事務所を退所するのは悪いわけではありませんが、リスクを取っているということだけは理解しておきましょう。
コロナで退所する芸能人が増えてる!事務所を辞めた後の選択肢とは?