TikTokerとは、ショートムービープラットフォーム「TikTok」で動画を投稿・発信しているクリエイターのことです。今やTikTokは幅広い世代に浸透しており、TikTokerをきっかけに芸能界デビューを果たす人も増えています。
この記事では、TikTokerの定義やYouTuberとの違い、TikTokerになる方法や収益化の仕組み、お手本にすべき人気TikTokerまで詳しく紹介します。TikTokで発信を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
TikToker(ティックトッカー)とは?

まずは、TikTokerの基本的な定義と、似ているようで異なるYouTuberやインスタグラマーとの違いを押さえておきましょう。
- TikTokerの定義
- YouTuberやインスタグラマーとの違い
TikTokerの定義
TikTokerとは、TikTok上で定期的に動画を投稿し、フォロワーに向けて情報やエンターテインメントを発信しているクリエイターの総称です。
TikTokは15秒〜10分程度のショートムービーを投稿できるプラットフォームで、ダンス、料理、美容、お笑い、ライフハックなど、さまざまなジャンルの動画が日々投稿されています。スマホ1台で撮影から編集、投稿まで完結できる手軽さから、誰でもTikTokerとして活動を始めることが可能です。
YouTuberやインスタグラマーとの違い
TikTokerとよく比較されるのがYouTuberとインスタグラマーですが、それぞれプラットフォームの特性や発信スタイルが異なります。
YouTuberは主にYouTubeで長尺の動画(10分〜30分程度)を投稿するクリエイターです。企画の構成力や編集スキルが求められ、動画1本あたりの制作コストが比較的高い傾向にあります。一方でTikTokerは、短尺動画が中心のため制作のハードルが低く、トレンドに乗ったコンテンツをスピーディーに投稿できるのが強みです。
インスタグラマーは、Instagram上で写真や短い動画を中心に発信するクリエイターです。ビジュアルの美しさやブランディングが重視される傾向が強く、ファッション・美容・ライフスタイル系のジャンルに強みがあります。TikTokerは動画のテンポやエンタメ性が重視されるため、求められるスキルの方向性が異なります。
また、TikTokは「おすすめ(For You)」のアルゴリズムが非常に強力で、フォロワーが少ないアカウントの動画でも一気にバズる可能性がある点が大きな特徴です。YouTubeやInstagramと比べて、無名の状態から注目を集めやすいプラットフォームと言えるでしょう。
TikTokerになる方法

TikTokerになるために特別な資格や条件は必要ありません。スマホが1台あれば、今日からでもスタートできます。ここでは、TikTokerとして活動を始めるための具体的なステップを紹介します。
- ①TikTokアプリをインストールする
- ②発信するジャンルを決める
- ③動画を撮影・編集する
- ④動画を投稿する
①TikTokアプリをインストールする
まずはApp Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)からTikTokアプリをダウンロードしましょう。インストール後、メールアドレスまたは既存のSNSアカウント(Google、Appleなど)で連携してアカウントを作成します。プロフィール画像や自己紹介文も設定しておくと、最初からしっかりした印象を与えられます。
②発信するジャンルを決める
アカウントを作成したら、どんなジャンルで発信するかを決めましょう。ダンス、おもしろ系、美容・メイク、グルメ、ハウツー、ペット、音楽など、TikTokにはさまざまなジャンルがあります。
大切なのは、自分が得意なことや好きなことを軸にすることです。好きなことであれば投稿を継続しやすく、動画にも熱量が伝わります。「何を発信すればいいかわからない」という方は、まず自分がよく見るTikTokのジャンルから始めてみるのがおすすめです。
③動画を撮影・編集する
ジャンルが決まったら、実際に動画を撮影しましょう。TikTokアプリ内で撮影から編集まですべて完結できるため、別途編集ソフトを用意する必要はありません。アプリにはBGM、フィルター、エフェクト、テキスト挿入など豊富な編集機能が揃っています。
特に意識したいのが、冒頭2〜3秒で視聴者の興味を引くことです。TikTokはスワイプ一つで次の動画に移れるため、最初の数秒で「続きが気になる」と思わせられるかどうかが再生数を大きく左右します。
④動画を投稿する
動画が完成したら、キャプション(説明文)とハッシュタグを付けて投稿しましょう。ハッシュタグは3〜6個程度が目安で、ジャンルに関連するものやトレンドのタグを組み合わせると、より多くの人にリーチしやすくなります。
投稿時間も重要なポイントです。一般的にTikTokのゴールデンタイムは19〜22時と言われており、この時間帯は視聴者が最も多くなります。そして何より大切なのが、継続的に投稿することです。最初はなかなか再生数が伸びなくても、投稿を続けることでアルゴリズムに評価されやすくなり、バズるチャンスが広がります。
TikTokerとして収益を得るためには

TikTokerとして活動を続けていくなら、収益化の仕組みも理解しておきたいところです。ここでは、TikTokで収益を得る主な方法と条件を紹介します。
- 収益化の主な方法
- 収益化に必要な条件
- 収益化のためにまずやるべきこと
収益化の主な方法
TikTokerが収益を得る方法は、主に以下の4つです。
| 収益化の方法 | 概要 | 収益化の条件(目安) |
| 投げ銭(TikTok LIVEギフティング) | ライブ配信中に視聴者からギフトを受け取る | フォロワー50人以上/18歳以上 |
| 企業案件・PR案件 | 企業から商品・サービス紹介の依頼を受けて報酬を得る | フォロワー1万人〜が目安 |
| Creator Rewards Program | 1分以上のオリジナル動画の再生数に応じた報酬 | フォロワー1万人以上/過去30日で10万再生以上/18歳以上 |
| 外部への誘導 | YouTube・自社商品など別プラットフォームへ誘導して収益化 | 条件なし(フォロワー1,000人以上でプロフィールにリンク設置可能) |
それぞれの収益化の条件、目安があるので、それを達成するまでは投稿を地道に継続するのが重要です。
収益化に必要な条件
収益化の方法によって、それぞれ必要な条件が異なります。
投げ銭(LIVEギフティング)を利用するには、フォロワー50人以上かつ18歳以上であることが条件です。比較的ハードルが低いため、収益化の入り口として目指しやすいでしょう。
Creator Rewards Programに参加するには、フォロワー1万人以上、過去30日間の動画視聴数が10万回以上、18歳以上であることが必要です。さらに、1分以上のオリジナル動画を継続的に投稿していることも求められます。
企業案件については明確な基準はありませんが、一般的にフォロワー1万人以上が目安とされています。ジャンルによってはフォロワーが数千人でも依頼が来るケースもあるため、フォロワー数だけでなくエンゲージメント率(いいねやコメントの割合)も重要です。
収益化のためにまずやるべきこと
収益化を目指すなら、まずはフォロワー1,000人の達成を最初の目標にしましょう。1,000人を超えるとプロフィール欄にリンクを貼れるようになり、ライブ配信での集客も増えるので、収益を得やすくなります。
そのためにやるべきことはシンプルです。バズっている動画を研究し、自分のジャンルに活かせるポイントを取り入れながら、投稿を継続すること。TikTokは拡散力の強いプラットフォームなので、質の高い動画を投稿し続ければ、一気にフォロワーが増えるチャンスは十分にあります。
お手本にすべき有名TikToker

TikTokerを目指すなら、すでに成功しているクリエイターの動画を研究することが大切です。ここでは、日本を代表する3人のTikTokerを紹介します。
- バヤシ🥑Bayashi(@bayashi.tiktok)|料理系
- Junya/じゅんや(@junya1gou)|おもしろ系
- 景井ひな(@kageihina)|ダンス・エンタメ系
バヤシ🥑Bayashi(@bayashi.tiktok)|料理系
バヤシは、フォロワー約5,500万人を誇る日本No.1のTikTokerです。テンポよく調理し、できた料理を豪快に食べる「飯テロ動画」が国内外で絶大な人気を集めています。
バヤシの動画の最大の特徴は、言葉を使わずに映像だけで魅力を伝えていること。調理音や食べる音といったASMR要素を活かし、言語の壁を超えて世界中の視聴者を惹きつけています。もともとパーソナルトレーナーとして働いていましたが、会社の解散をきっかけにTikTokでの投稿をスタート。毎日の継続投稿を続けた結果、日本一のTikTokerにまで上り詰めました。
Junya/じゅんや(@junya1gou)|おもしろ系
じゅんやは、フォロワー約4,400万人を誇るおもしろ系TikTokerです。日本人として初めてTikTokフォロワー1,000万人を突破した人物でもあります。
体を張った一発芸やリアクション系の動画が中心で、シンプルかつ誰でも笑える企画が持ち味。TikTokで流行した音楽を鼻歌で再現しながらネタを披露するスタイルも特徴的です。海外向けにも意識した動画作りで、言語を問わず楽しめるコンテンツが世界中で支持されています。YouTubeでもチャンネル登録者数3,800万人を超えるなど、TikTokを起点にマルチプラットフォームで活躍しています。
参考ポイント:シンプルで誰でも楽しめる企画力と、海外展開を見据えたコンテンツ戦略がお手本になります。
景井ひな(@kageihina)|ダンス・エンタメ系
景井ひなは、フォロワー約1,050万人を誇る、日本人女性TikTokerとしてNo.1のフォロワー数を持つクリエイターです。
海外トレンドの楽曲を使ったダンス動画や、「クスっと笑える」エンタメ系動画を毎日投稿し続けることで、着実にフォロワーを伸ばしてきました。2019年にTikTokでの投稿を始め、わずか2年7ヶ月でフォロワー1,000万人を達成。その後、ホリプロデジタルエンターテインメントに所属し、テレビ番組への出演や映画出演など、TikTokerから芸能界デビューを果たした成功例として注目されています。
まとめ
TikTokerとは、TikTokで動画を発信するクリエイターのことで、スマホ1台あれば誰でも今日から始められます。YouTuberやインスタグラマーとは求められるスキルや発信スタイルが異なり、TikTok特有の強力な拡散アルゴリズムによってフォロワーが少ない段階でもバズるチャンスがあるのが大きな魅力です。
収益化にはフォロワー数などの条件がありますが、まずはフォロワー1,000人を目標に、自分の好きなジャンルで継続的に投稿することが第一歩です。
TikTokから芸能界への道も、決して夢ではありません。今回紹介した人気TikTokerの動画を参考に、バズるコツやコンテンツの作り方を研究してみてください。




