駆け出しの女優なら知っておきたい!役作りのいろは

女優という仕事は、一般人から見ればキラキラしていて輝いてますよね。
でもドラマや映画の役作りというのは、本当に大変なんです。
まさに「過酷」の一言!

じゃあ、どのくらい過酷なのか。元業界人の視点で、具体例も交えながら説明していきます。

女優が行う役作り一例

 

一番代表的なのは減量

例えば、鈴木亮平さんはドラマ「天皇の料理番」のために20kgも減量しています。

ただ体重を落としたわけではありません。
役柄に応じ、撮影中にも少しずつ減量。
時間の経過とともに痩せていくという役を見事に演じきりました。

女優では、蒼井優さんが映画「クワイエットルームへようこそ」で7kg減量。

7kgはたいしたことないように思うかもしれませんが、蒼井優さんは元々痩せ型。
最終的には30kg台まで体重を落としてますから、大変な作業だったはずです。

髪を切ったり染めることもある

役作りのためにヘアスタイルを変える人もいます。
ロングヘアがトレードマークだった女優さんが、髪の毛をバッサリと切るケースは珍しくありません。

山本美月さんはドラマ「ランチ合コン探偵〜恋とグルメと謎解きと〜」のために35cmもカット。相当な長さです。

北川景子さんも映画「ファーストラヴ」の役作りで髪の毛を30cm以上カット。
彼女の場合、人生初のショートカットだそうですよ。

これはかなりの勇気が必要だったことでしょう。でもめちゃくちゃ似合ってます。
綺麗な人は、どんな髪型にしても綺麗ですね。

演じる役によっては坊主や体重の増量を求められたりすることもある

長澤まさみさんは、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のヒロインを演じた際、スキンヘッドにしています。
白血病に侵された役でしたからね。名演技でした。
綾瀬はるかさんも、ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」で坊主になっています。

カツラでもいいところを、自分の髪の毛を剃るわけです。
これぞ役作りといった感じ。プロ根性ですね。

減量の逆で、役作りで増量する役者さんもいます。

女優の富田望生さんは、映画『ソロモンの偽証』のために、なんと15kgも増量。
その期間は2〜3ヶ月とのこと。ここまで短期間で太ることは、簡単ではありません。

宮崎あおいさんは映画「怒り」で家出少女役を熱演。
この時に1ヶ月で7kgも増量しています。
これはこれで相当な覚悟が必要ですよね。

女優さんは役になりきるための努力も必須!

一流の女優を目指すなら、プロがどのような努力をして役作りをしているのかを知っておきましょう。

演じる役を研究し細部まで演じるための努力が必要

女優さんは、演じる役を徹底的に研究します。
特に掘り下げなければいけないのが「性格」。

「その役の人物は、こんな時どのような行動をとるのか」
「リアクションは、これで合っているのか」
「前後のシーンのつながりは不自然ではないか」

など、細かく気にしながら演じられるかどうかが重要です。
そのためには、まさに細胞レベルで役を演じ切る必要があるわけですね。

台本にないような要素を想像して役作りを行う

台本に書いてあるのは、簡単な役どころと状況、そしてセリフ程度ですよね。
役作りに必要な情報にもかかわらず、書かれていないことが山ほどあります。

大まかな部分は、事前に演出家などから説明があるでしょう。
それでも最終的には、女優さん自身がイメージを膨らませて役作りをしていく必要があります。

・生い立ちや過去
・経験や体験
・思想や感覚
・癖やルーティーン
・他の役との人間関係
・未来への展望

これらをひっくるめて、演じていくのが女優の仕事です。

明るい表情で言うセリフでも、「もともと明るい性格で悩みなどがない女性」と、「暗い過去を背負ってきた女性」とでは違いが出てくるはず。出てこなければおかしいですよね。

文字として書かれていない部分を表情、動き、トーン、しゃべり方などでどう表現するか、ここが女優の腕の見せどころ。役作りをするときには、こうしたことを強く意識しなければいけません。

短期間で効果的に痩せる方法

役作りの基本である、役に合わせた体重の調整。
短期間で痩せる必要があるとき、どのような方法が効果的なのでしょうか。

実際に俳優さんが痩せた方法を紹介していきます。

キウイとレモン1個ずつだけ食べた「勢谷友介」

画像引用元:https://www.cinemacafe.net/article/2020/02/29/66049.html

伊勢谷友介さんは、映画『あしたのジョー』で、力石徹役を熱演。ボクサー役です。
そのための減量は過酷だったそうですよ。

減量のために食べることを許されたのは、なんとキウイとレモン1個ずつのみ。
1日にたった250キロカロリーです。

彼の減量が過酷だったのは、同時にアスリート並みの筋トレをしなければならなかったこと。
ボクサーの役なので、ただ痩せるだけではダメだったわけです。

世の中に美味しいものなどないと自分を洗脳した「鈴木亮平」

画像引用元:https://www.excite.co.jp/news/article/Jisin_1794160/

鈴木亮平さんがドラマ「天皇の料理番」で20kg以上減量したのは先ほども説明した通り。
面白いのは、彼の減量法です。

何か食べたくなったら、「世の中に美味しいものなどない」と自分に言い聞かせたそうです。

我慢をするというよりも、自分を洗脳して食べることを拒否。
食べたいという欲求を断ち切る断食法を編み出したわけですね。これも試してみる価値がありそう。

オートミールペーストを1日2枚だけ「アン・ハサウェイ」

画像引用元:https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/2020-02-24-anne-hathaway-quit-being-vegan

「レ・ミゼラブル」でファンテーヌ役を演じたアン・ハサウェイ。
彼女は11kg以上も体重を落として、この役に挑みました。

まず彼女が行ったのが、「クレインズダイエット」。
これは食事の代わりに野菜や果物で作ったジュースを飲むというダイエット法です。
この方法を3週間行い、4.5kgのダイエットに成功。

クランクインしてからも、食事はオートミールペーストを1日に2枚のみ。
オートミールペーストというのは、オーツ麦を使ったクッキーのようなもの。
これを1日にたった2枚しか食べないわけですから、こちらもやはり過酷です。

この方法で計7kgの体重を落として撮影に臨んでいたそうです。

短期間で効果的に太る方法

逆に、短期間で太る方法もご紹介します。
こちらも実際に俳優さんが実践した方法を紹介していきますよ。

毎日米を一合半食べた「戸田恵梨香」

画像引用元:https://www.nikkansports.com/entertainment/photonews/photonews_nsInc_202003240000021-0.html/p>

戸田恵梨香さんは、役作りのために5kgも増量。
NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』で15歳の役を演じることになったためです。

実践した増量法は、毎日ご飯を一合半食べるというもの。
1食につき大盛りのご飯1杯分を食べていた計算になります。女性はなかなかキツいですよね。

加えて筋トレをし、筋肉をつけるためにタンパク質の量も増やしたそうです。

とても太りにくい体質とのことで、5kg太るのも大変だったみたいですね。
でもプロ根性で増量に成功。女優さんとしてのプライドが伝わってきます。

1日4食の間にドーナツを思いついたら食べた「鈴木亮平」

画像引用元:https://www.excite.co.jp/news/article/Jisin_1794160/

ここでも鈴木亮平さんのエピソードをひとつ。
彼は役作りをストイックに行う俳優さん。
だからこそ、役によって激ヤセしたり増量したりしているんです。

大河ドラマの『西郷どん』で西郷隆盛役を演じた際に、体重を100kgほどまで増やしたとのこと。
20kg以上増量したことになります。

方法は、1日4食に加えて、ドーナツを思いついたら食べるというもの。想像を絶しますね。
ぼくはドーナツが大好きですが、1日2つくらいで十分です。

まとめ

  1. 女優に欠かせない役作りは、想像してるよりもずっと過酷な作業
  2. 減量、増量は当たり前。女性でも坊主やスキンヘッドになるなど、見た目の役作りも必要
  3. 自分という人格を捨て、与えられた役になりきる努力も不可欠
  4. 役作りをしても監督や演出家のイメージと異なれば、すべてがムダ
  5. プロの役者は、あらゆる工夫や手段で役作りを徹底
  6. 役作りに手を抜かず、肉体的にも精神的にも追い詰められてこそ良い作品ができあがる