【女優になりたい人の教科書】常に売れ続ける女優にあるべきものとは

あなたが女優になるまでのステップと方法

「女優になりたい!」という思いがいくら強くても、着実にステップアップしていかなければ、女優として成功することはできません。

未経験から女優になるには、いくつかのルートが考えられます。
王道のルートをいくつか見てみましょう。

芸能事務所・劇団・養成所で演技を磨く


ほとんどの女優さんは、まず何かしらの組織に属します。
組織というとちょっと堅いですね。

  • 芸能事務所
  • 劇団
  • 養成所
  • スクール

と呼ばれるものです。

芸能事務所の場合は、スカウトかオーディションが一般的。
劇団や養成所、スクールの場合は、自らが応募して入るのが普通です。

スカウトやオーディションで素質が認められて芸能事務所に入ったケースでは、その後のレッスン料やマネジメント料は無料であることが多いです。

事務所が責任をもって育てて仕事を取ってくるというイメージですね。
一方で、劇団や養成所などに自ら入る場合には、入所金や月謝がかかります。

スカウトもされないしオーディションにも受からない、でも女優の夢が諦められないという女性は、この費用を将来のための投資と考えるしかありません。

筆者
業界人N
ちゃんとした劇団や養成所であれば、しっかりと技術を身につけることができます。

投資も無駄にはなりません。ただ、舞台向けの演技が染み付く可能性あり。

これだとテレビドラマや映画だと浮いてしまうんですよね。
使い分けができるようになる必要も出てきます。

有名女優が多く所属する芸能事務所の例を挙げてみますね。

スターダストプロモーション

常盤貴子さん、竹内結子さん、北川景子さんなどが所属する事務所です。

オーディションに応募し合格すれば、所属費やレッスン費などは無料。
大手はこのようなケースが多いですね。

劇団ひまわり

こちらも知名度の高い芸能事務所。
18歳以上のクラスとなる「青年部」は、入所金が198,000円、月謝が26,125円かかります。

サンミュージック

安達祐実さんやベッキーさんが所属する事務所ですね。
こちらの養成所が「サンミュージックアカデミー」で、女優の技術などが学べる「演技コース」は、入所に200,000円、レッスン料も年間で200,000円となっています。

大手は高めに設定されていることが多いです。
でも、それだけデビューに近づけると思って間違いありません。

お金に余裕がないけど女優になりたい人はこちらの記事もオススメです。
知らなきゃ損!芸能界デビューにお金のかからない芸能事務所5選

役のオーディションを受ける


芸能事務所に所属していると、事務所の力やコネなどを借りて作品の役に抜擢されることもあります。そうなれば、晴れて女優デビューということになりますね。

でも通常は、芸能事務所に所属していても、各役のオーディションを受け続けてデビューを目指すもの。

芸能事務所に所属していない子も、ドラマや映画の役のオーディションに応募してデビューを目指すというルートが考えられます。

ただし、すでに芸能事務所に所属している女の子も同じオーディションに参加してきます。

完全に素人の女の子が合格するのは至難の業。それでもチャレンジする価値はあるでしょう。何が起こるかわかりませんから。

一般的なオーディションの内容・書類審査
・面接
・実技審査

実技審査は、実際の台本で実際の役を演じる場合もあれば、その場限りの台本を渡されて即興で演じなければいけない場合もあります。

脚本の内容をいかに理解し、自分なりに肉付けして演じられるか、ここがポイント!当然、ただの棒読みではダメですよ。

間違えてもいいから、思い切って演じることが大切です。
セリフを言う以外に、動きや表情の演技が求められることがあります。

例えば、「泣いてみて」とかね。
「思い出し笑いしてみて」とか。これも自分なりでいいので、一生懸命演じましょう。

筆者
業界人N
その役が無理でも、他の役で起用してもらえる可能性もあります。

それがオーディションのいいところ。
精一杯アピールしたいですね。

【超対策】オーディションの面接で聞かれる質問とあなたに求められる回答とは オーディションの自己PRの作り方|女優・モデルを目指すなら超必見!

女優になりたいならこの3つは必須!

もしオーディションで役がもらえても、その先も安泰とは限りません。
きっとオーディション生活は続くでしょう。

その積み上げが、女優としてのキャリアを積み上げていくんです。
女優に求められる要素は、数え切れません。

多くの女優さんとお仕事をしてきたぼくが、特に女優に必要な3つの要素を、プライベートまで踏み込んで解説します。

女優を目指す女の子は、それらの要素を満たしているか確認しながら読み進めてくださいね。

女優は顔が命


なんと言ってもやっぱり、顔ですね。
顔が良くないと、女優としてはなかなか売れません。

万人受けする顔もあれば、個性的な顔もあります。
綺麗系、可愛い系などなど、顔が命といっても、売れるための顔にもいろいろと種類があるんです。

自分の顔はどうなのか、冷静に見る目を持っておきたいですね。

もちろん表情も大事です。女優は表情でも演技をしますからね。
顔の筋肉を鍛えてる女性も少なくありません。

整形している女優さんもかなりいます。
どの程度までいじるのかは人それぞれ。

でも、素材のままで成功している女優さんは、ほとんどいないといってもいいでしょう。
みんな、何かしらクリニックで手を加えているんです。

足りない部分は整形で補うのもあり!

ただ、費用はかかります。女優として成功する前であれば、そのお金も自分で工面しないといけません。

芸能人と整形については、お金の作り方も含めて別の記事でまとめています。 詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
芸能人御用達の美容整形外科はどこ?芸能界の整形事情【成功・失敗談】

演技の真髄“ノンバーバル”


魅力的に感じる女優さんや売れている役者さんは、他の人とどこが違うのか、考えたことはありますか?

「顔だけ見たら、もっと綺麗な人がいるのに」と思った経験もあるでしょう。
人気女優さんは、見た目だけで売れているわけじゃないんですよ。

演技で人を魅了する女優さんは、「ノンバーバル」の技術も身につけています。
意識してかどうかはわかりませんけどね。

ノンバーバルというのは、非言語コミュニケーションのこと。
つまり、言葉を使わずに、表情や仕草、視線や姿勢などで感情を伝えることに長けているんです。

セリフを言っていない役者さんに感情移入できるのは、このノンバーバルが優れているからなんですね。

ノンバーバルは、普段の生活の意識を変えることで身につけられます。
言葉に頼るのをやめて、身振り手振りや表情などで感情を表現する癖をつけてみましょう。

上手な女優さんの真似をするのもいいですね。
セリフの言い方だけではなく、仕草や服装を真似するのも、ノンバーバルの能力を成長させる方法になりますよ。

黒い過去がないか


女優にとって、スキャンダルは大敵。
人気が出たとしても、スキャンダル一つですべてを失うことだってあるんです。

どのような過去があったのか、ここも探られるでしょう。
それがバレてしまえば、女優人生が終わってしまうかもしれません・・・。

香里奈さん

例えば女優になってからの出来事ですが、香里奈さんは男性と一緒にベッドに入っている写真が流出。
そこからは、あまりドラマなどでも起用されなくなりました。

あびる優さん

女優ではないですが、あびる優さんは若い頃の万引きを告白し、それをきっかけに芸能活動を自粛。
その後はちょこちょこテレビに出ているものの、昔ほどの活躍はできなくなってしまいました。

筆者
業界人N
暴露されてしまうケースもあれば、不注意で自分でカミングアウトしてしまうケースもあります。いずれにしても、スキャンダルは怖いです。
  • 逮捕歴がある
  • いじめをしていた経験がある
  • 未成年時代の飲酒・喫煙

etc・・・。こうした黒い過去があると、ちょっと危険ですね。

過去は消せませんが、しっかりと清算しておくことは大事。
そして、女優を目指すならそのような過ちは一切しないよう心がけて生活していかないといけません。

下積み時代を耐え抜きスターになった女優たち

今や大人気で引っ張りだこの女優さんでも、意外と辛い下積み時代を経験しているものです。

誰がどのような苦労をしてきたのか、少し紹介してみましょう。

ちょっとやそっとの挫折で諦めてはいけないということがわかるはずですよ。

北川景子“100回もオーディションに落選”

 

画像引用元:https://oggi.jp/

今やその人気と実力を疑うものはいないほどの活躍を見せる、北川景子さん。

需要もぜんぜん落ちませんけど、実はものすごい数のオーディションに落とされているそうです。
その数、なんと100回!

今から女優を目指そうとしている女性にとって、ちょっと想像もできない数ですよね。

しかも、ドラマでデビューした後に100回のオーディションに落ちているというからすごい。
デビュー前の苦労話ではないんです。

言い換えれば、諦めずにそれだけの数を受け続けたからこそ、今の彼女がいると言えるでしょう。
諦めないことって、大事ですね。

有村架純“3年以上も日の目を見なかった”

画像引用元:https://tvfan.kyodo.co.jp/

有村架純さんは、見るからに可愛いしすぐに人気が出たように感じるかもしれませんが、やはり苦労人の一人。

オーディションを受け続け、落選が続くこと3年以上。仕事をもらえるまではバイトをしながらオーディションを受け続けたそうですよ。

彼女も受けたオーディションの数は100を超えているとのこと。

普通なら心が折れちゃいますよね。
それでも継続したからこそ、国民的女優へとなれたわけです。

努力を続けることが、成功するための最大のコツになりそうですね。

仲間由紀恵“売れない間は声優の仕事”

画像引用元:https://www.cinemacafe.net/

仲間由紀恵さんは、今や女優のイメージが強いでしょう。しかし、売れるまではアイドル活動や声優のお仕事もしていたんです。

アイドルや声優のお仕事が悪いわけではありませんよ。
立派な仕事ですし、こうしたお仕事を目指している女の子も多いでしょう。

筆者
業界人N
しかし、彼女が目指していたのは女優。
知名度が上がるまでには時間がかかり、きっとやりたくないお仕事もこなしていたんだと想像できます。

腐らずにやり続けられるかどうか、その時々で与えられた仕事を一生懸命こなせるかどうか、この意識も大切になってきそうですね。

まとめ

「女優になりたい」と思うのは簡単。
でも実際になるのは簡単ではありません。

芸能事務所に入ったりオーディションを受けまくったりレッスンをしまくって、やっと一つのちょっとした役をもらえる程度。それが現実です。

それでも諦めなければ、きっと明るい未来が待っていますよ。
実際に下積み時代を経て輝いている女優さんも多いわけですから。

そういう人たちを参考に努力を続けていきましょう!

事務所や養成所に所属していない今からでも、できることはたくさんあります。

自分に何が必要か、何が足りないかを考えて行動に移していきたいですね。