芸能事務所にパワハラはあるの?芸能界の危ない事務所の見分け方5つ

一般の人から見て、芸能界ってまだまだ見えづらい部分がありますよね。
「芸能界はパワハラだらけなんじゃないの?」と思っている人も多いんじゃないでしょうか。

ぼくは長らく業界にいたので、芸能界の見えづらい部分もしっかりと目の当たりにしてきました。
その経験と知識を、ここでお話ししましょう。芸能界の真実がわかりますよ。

芸能事務所のパワハラはたしかに存在する

たまに耳にするのが、芸能事務所によるパワハラ問題や事件。
これについては、全く存在していないとは言い切れません。ただし、一昔前と比べると、かなり減りました。

パワハラの一例ですけど、

・タレントが望まない仕事を事務所側が強要する
・権力者が若い社員やタレントへ暴言を浴びせる
・若い社員やタレントが過度な飲酒を強要される

などが、しばしば聞かれる問題。
芸能事務所側がタレントに行うパワハラと、上司が部下に行うパワハラの2種類がある事が分かりますね。

特に、売れていないタレントが弱い立場であることをわかっていて、社員がパワハラに及ぶような事務所には注意しましょう。

もし被害に遭ってしまったら、勇気を持って誰かに相談すること。今の時代は特にパワハラなんて許されませんし、表沙汰になれば被害者の方が圧倒的に立場が上になります。

筆者
業界人N
必ず味方が現れてくれるので、一人で悩まないようにしたいですね。

芸能界の危ない事務所の見分け方

芸能事務所は、大小合わせるとかなりの数があるんですよ。
大手が目立ちますが、売れないタレントなどは小規模な事務所に属しているケースも少なくありません。
むしろ、「早いうちに事務所の顔になれるかも」と、あえて小さな事務所を選ぶ人もいるでしょう。

大事なことは、所属している事務所がちゃんとしたところかどうかを見極めること。
その見極め方をまとめてみますね。

契約書があるかどうか

すでに芸能事務所に所属している人は、入所する際に契約書を交わしましたか?
交わしているのであれば、それが手元にあるはずです。

もう一度、その内容を隅から隅まで確認してみましょう。もしかしたらタレントに極端に不利な内容が書かれているかもしれません。

若い女性タレントはわざわざ契約書など確認せずにハンコを押してしまいがち。
内容や文言が難しいときは、周りの人にチェックしてもらってもOK。
調べても分からないような怪しい内容が含まれている場合は、弁護士に確認してもらうといいでしょう。

中には契約書そのものを交わさない事務所もあります。それ自体が悪いわけではありません。
ただ、その場合には、契約書以外の部分で事務所の在り方や方針などを確認する必要あり。

同じ事務所に所属しているタレントがいれば、交流を深めて事務所について話してみるのもいいかもしれませんね。

これから芸能事務所に入りたい子は、できるだけ契約書を交わしてください。
ハンコを押したりサインする前に、ちゃんとその内容も確認すること!これは必須ですよ。

仕事の内容に給料が見合ってない

やばい芸能事務所というのは、所属タレントにお金をしっかりと渡さない傾向があります。

いくら駆け出しとはいえ、仕事に対するそれなりの対価を受け取る権利がタレントにはあるんです。
報酬を渡さない事務所は間違いなく危ないですよ。

例えば、グラビアやイベントコンパニオンなど露出が多めの仕事をたくさんこなしているにもかかわらず、月に数万円程度しかもらえない場合は要注意。

事務所側がピンハネしている可能性大!タレントを大事にしていない事務所かもしれません。

これも、同じ事務所に所属しているタレントと情報交換をしたい案件。
仕事量や内容とお給料の金額を照らし合わせて、怪しいところがないかチェックしてみましょう。

始めに高い金額を要求される

芸能事務所に所属したり登録することに対して、お金が発生することは基本的にありません。
レッスンを伴ったり諸経費としていくらか必要なケースはありますけどね。

もし大きな金額を要求された場合は、疑った方がいいでしょう。
具体的には、50万円とか100万円とか。さすがにこの金額は大きすぎ。

もちろん、どのような契約になっているのか、その中身と照らし合わせて考えないといけません。
でも普通は、タレントを所属させるだけでお金を要求するなんてあり得ないですね。まともな芸能事務所なら、そんなことはしませんよ。

契約時などに大小関わらずお金を要求されたら、内訳を確認してください。
その上で一旦保留して誰かに相談すること。

筆者
業界人N
「事務所に所属できる!」と喜んで契約してしまう女の子もいますが、これは危険。気持ちはわかりますけどね。後悔しないためにも、冷静に判断しましょう。

マネージャー・事務所からの連絡が少ない

芸能事務所に所属したものの、マネージャーなど事務所側からほとんど連絡がこない場合は要注意。

通常は、仕事が入らなくても事務所側が連絡を入れてきます。
レッスンについて、私生活について、今後の方向性についてなどなど、話さないといけないことは山ほどありますから。

筆者
業界人N
ぼくも芸能事務所の経営に携わっていましたけど、所属タレントにはしょっちゅう連絡入れてました。メンタルケアも重要ですからね。

連絡が少ない事務所は、売れないタレントを放置している可能性があります。育成のことなどまったく考えていないのでしょう。
このような事務所にいても成長はできないし、今後、仕事が入ってくることも多分ないですよ。

数ヶ月に1度くらいしか連絡がこないようなら、事務所の移籍も考えた方がいいかもしれません。

エキストラ業しか行っていない

芸能事務所の中には、エキストラの派遣業務を中心に行っているところもあります。

こういうところに所属すると、エキストラの仕事は来るかもしれませんが、タレントとしての名前を売るチャンスとなりそうなお仕事とは基本的に縁がありません。
もし芸能界で名を上げたいという強い思いがあるのなら、エキストラ業中心の事務所は避けた方がいいですね。

中には登録料やレッスン料を要求する事務所もあったりなど、あまり良くない運営をしているところもあります。

その事務所がどのようなお仕事を中心に行っているのか、どのような女の子が所属しているのかを事前に確認しましょう。それだけでも、おかしな事務所を避けることができますよ。

スカウトから入る芸能事務所は注意

女優やモデルの子などに「芸能界入りのきっかけは?」と聞くと、「スカウトされたから」と答える女の子は多いですよね。スカウトされることを狙って週末は原宿や渋谷をぶらついている子もいるかもしれません。

大手の信頼できる事務所もスカウト活動はしていますが、オーディションも積極的に開催しています。
一方で、悪質で怪しい芸能事務所はスカウトのみで女の子を集めているところもあるんです。

その方がお金もかからないし、声をかけられた女の子は「スカウトされた!やったー!」と、浮かれてしまいますからね。喜びを優先させて、深く考えずに怪しい契約書を交わし事務所に所属してしまうケースがあるわけです。

スカウトが悪いわけではないので勘違いしないように。
スカウトされたら、名刺を受け取った上で、家などでゆっくりと考えましょう、ということ。後日、連絡を入れても何の問題もありません。

筆者
業界人N
もしスカウトマンに「今、返事が欲しい」、「定員があるから、あとで返事をされても所属させられないかも」などと言ってきたら要注意。

デビューできたが悪徳芸能事務所に入っていた女優

ぼくが少しお世話をした女優さんに、芸能事務所に散々な目に遭わされた子がいます。
『友莉(ゆり)さん』です。
名前はもちろん仮名ですよ。25歳の女性です。

この子は、最初に所属した芸能事務所でパワハラを受けていました。
友莉さんの証言をまとめると以下の通り。

・受けていたパワハラは、主に暴言
・容姿や能力に関する必要以上のダメ出し
・尊厳を傷つけられるような執拗な罵倒
・レッスン代と称し、合計で100万円以上の費用を要求
・お金を払っても、行われたレッスンは数回のみ
・レッスン内容も薄く、専門の講師もなし
・名前のある役はもちろん、ちょい役のお仕事もほとんどなし
・「ヌードの仕事ならある」と、いくら断っても言われる

彼女の証言をもとに並べてみると、かなりひどいですね。
でも実際にこのような悪徳とも言えるような芸能事務所は実在しています。

結局友莉さんさんはその事務所を辞めて、別の事務所に移籍。
もともとポテンシャルはあったので、仕事も順調に増えていきましたね。今では芸能活動一本で生活できるほどになっていますよ。

筆者
業界人N
ちなみに、友莉さんはスカウトで、その事務所に所属しました。当時はまだ10代だったこともあって、よく調べもせずに入所してしまったとか。若い女の子を騙そうとする事務所は多いので注意したいですね。

大手の事務所にはパワハラは少ない

大手の事務所なら比較的安心です。特に今の時代、大きな芸能事務所がパワハラなんてしたら大変ですからね。安易にタレントから訴えられかねないことなんて、さすがにしないでしょう。

筆者
業界人N
ぼくは業界の裏事情もよく知っていますが、大手芸能事務所の中で公然と危ないことをしているなんてところはほとんどありません。

大手ではなく、有名女優やトップモデルが所属している少数精鋭の事務所ってありますよね。
もしくは個人事務所や、タレント本人が経営に携わっているケース。

こういったところは、事務所の内情がなかなか外に漏れ出ないので注意した方がいいかもしれません。
そもそも入所するのも難しいですが。

小さい事務所に関しての詳細はこちらの記事をご覧ください☟
小さくてもOK!スカウトされたら入ったほうがいい事務所の特徴3つ

あと、暴力団関係者が運営している事務所ね。これも最近は少なくなりましたけど、ゼロとは言えません。
中には芸能事務所を名乗っているだけで、実態は若い女の子を騙そうとしているところもあります。
契約書、所属タレント、仕事内容、こうしたところから総合的に判断しましょう。

芸能界と暴力団・ヤクザに関しての詳細はこちらの記事をご覧ください☟
芸能界のヤクザと暴力団の関係って?関わらないための注意点3つ

芸能事務所を選ぶところからスタートは始まっている

タレントと芸能事務所との関係は、言い換えれば家族のようなもの。事務所はタレントを育てて世に出す責任があります。

でも、最初の事務所選びに失敗してしまうと、逆に立ち直れないほどのダメージを受けてしまうことも・・・。だから難しいんですよね。

その場の感情ではなく、冷静な目で芸能事務所を選択しましょう!
女優やモデル、タレントとして成功できるかどうかは、ここがポイントといっても過言ではありませんよ。

実際に、事務所選びを間違えたことで、

・売れずに引退してしまった
・パワハラ被害を受けた
・金銭トラブルに巻き込まれた
・アダルト業界に足を踏み入れるしかなくなった

など、悲惨な目に遭ってしまった女の子も数え切れないほどいます。それほど、事務所選びは大切なんです。

契約書、歴史、仕事、所属タレント、評判、こうした要素を所属前に丁寧にチェックしてくださいね。それだけでも間違えた事務所選びをせずに済みますから。

ぼくが個人的に推している事務所もあるので、ぜひチェックしてみましょう。
おすすめの芸能事務所に関しての詳細はこちらの記事をご覧ください☟
おすすめの芸能事務所ランキングTOP10と選ぶ時のポイント3つ

まとめ

どの芸能事務所に所属するかで、女優人生やモデル人生が大きく変わってきます。これは間違いありません。だからこそ失敗してもらいたくないんです。

何でもかんでも疑うのはよくありませんが、警戒心を持つことはとても重要。
信頼できる事務所に出会うまでは、その警戒心を持ったままでいましょう。

誰かに相談することもお忘れなく。おかしい点があった時に、「芸能界はこれが当たり前なんだ」と思わないことも大切です。

こうしたことに注意していれば、自分を大切に育成してくれる芸能事務所と出会うことができますよ。